職員の新型コロナウイルス感染について

当院に勤務する看護師1名の感染が判明しました。当該看護師は、8月26日（水曜日）の夜勤明け後、28日（金曜日）に発熱したため自宅待機としましたが、30日（日曜日）の夜に再度発熱し、8月31日（月曜日）に抗原検査で陽性が判明したものです。
 
当院では、朝夕、院内消毒を実施していますが、改めて当該看護師の動線を基づき消毒を実施するとともに、濃厚接触者として特定した同僚職員3名については、PCR検査を実施し、自宅待機を指示しました。現時点で感染が疑われる症状はありません。また、当該看護師は業務中に常時マスクを着用し、手指消毒を行っており、25日（火曜日）の夜勤後、26日（水曜日）の午前10時に退勤してから当院での勤務はなく、濃厚接触者に該当する患者さんはいませんでした。しかし、当該看護師が勤務していた病棟の患者さんについては、念のためPCR検査を実施します。

以上の対応を行った上で、濃厚接触者への感染がないことを確認するまでの間は、当該病棟の患者さんの手術等を一時中止とさせていただきます。

患者さんやご家族、市民の皆様、関係諸機関の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。今後も、引き続き、保健所と連携し、院内での感染防止に向けた取り組みを徹底し、診療を継続してまいります。ご理解とご協力をお願いいたします。

令和2年8月31日
草加市立病院
病院長　　　　　矢内　常人
病院事業管理者　河野　辰幸