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脱水症予防のポイント

脱水症予防のポイント

暑い日が続くようになりました。人間の身体は、体温が上がると体温をコントロールするために汗をかきます。体内に水分が不足していると、汗をかいて体温をコントロールすることができずに、いわゆる熱中症になってしまいます。当院の救急外来でも梅雨明けから熱中症の患者が多くなってきています。

熱中症は、身体が脱水を起こしている状態です。脱水の症状には、のどが渇く・尿が少なくなる・皮膚が乾燥する・頭痛がする・身体がだるくなる・吐き気がするなどがあり、特に子どもや高齢の方がかかりやすいことが知られています。

脱水症予防のポイントは、喉の渇きを感じなくても、こまめに水分補給をすることです。水分量の多い食事も心がけましょう。ただし、スポーツドリンクには糖分が入っているので、あまり日常的に飲まないほうがよいです。また、心臓や腎臓に病気がある方は、多量の水分補給をすると病気が悪化する場合がありますので、かかりつけの医師に相談しましょう。

経口補水液 自動販売機の画像

当院の救急外来では、脱水の患者さんに経口補水液をおすすめすることもあります。経口補水液とは塩分とブドウ糖を混合し、水で溶かした飲み物です。当院では1階の休日・時間外出入口から入ってすぐのところに自動販売機が設置されており(右写真)、経口補水液を気軽に購入することができます。

経口補水液は喉が渇いたと感じた時にコップ1杯程度摂取してください。高血圧の方は塩分の取りすぎになる可能性がありますので医師に相談してください。

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