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第1回「みんなで糖尿病を語る会」 活動報告

第1回「みんなで糖尿病を語る会」 活動報告

平成23年5月29日(日曜日)に第1回目となる「みんなで糖尿病を語る会」を行いました。
参加者の自己紹介のあと、グループでディスカッションを行い、昼食では「セレクト昼食」として、2種類の幕の内弁当が用意されました。

  • 幕の内弁当

    幕の内弁当
    710キロカロリー
    炭水化物量107グラム
    ご飯(200グラム)、串かつ、野菜の肉巻き、ひじき、水菜のサラダ、プチトマト

  • 炭水化物少なめ幕の内弁当

    カーボ(炭水化物)少なめ幕の内弁当
    730キロカロリー
    炭水化物量70グラム五穀米(150グラム)、から揚げ、豚のしょうが焼き、大根サラダ、きゅうりのお新香

上の2種類の幕の内弁当はカロリーはほとんど同じです。しかし、写真右の炭水化物が少なめの幕の内弁当は、主食を減らし、おかずを増やしているため、通常の幕の内弁当とカロリーははほとんど同じでも、血糖値を上がりにくくすることができます。

ごはんやパンなど炭水化物を多く含む食品を減らし、肉・魚・野菜など炭水化物の含有量が少なくタンパク質や脂質を多く含む食品を選んで調理することで、炭水化物の摂取を制限しつつ、バランスの取れた食事をすることができるのです。

このような食事療法は、個人の性格や食嗜好、生活環境が大きく影響するため、うまくコントロールできない時があります。しかし、前向きに糖尿病と向き合っていくためにも、家族の協力や患者さん自身が正しい知識をもつことが必要です。

【参加者の内訳】
患者さん16名、家族6名、医師5名、薬剤師2名、管理栄養士2名、看護師5名

【参加者の感想】

小児の患者さん
  • 自分と同じポンプを使っているお兄さんたちがいてうれしかった。
  • 血糖は小まめになるべく測ろうと思った。
大人の患者さん
  • 話しをするには考えなければならない。そのことで、自分がどう思っているかを知ることができた。
  • このような会を今後も続けてほしい。
小児のお母さん
  • 「ダメ」ではなく、本人を尊重していきたい。
  • 同じ思いをしている方がいてほっとした。
  • 何でもみんなで話し合っていきたい。
パートナーの方
  • 当事者の身になって、前向きに考えられるように今まで以上にサポートしていきたい。
  • サポートする側の勉強する場の提供。
医師
  • これまでも患者さんの気持ちを理解していると思っていたが、まだまだだなと感じた。
  • 生の声を聞けて勉強になった。
コメディカル
  • 1型糖尿病の方でも前向きな人もいれば、まだ受け止められない人もいて、その中で1番声が届くのは患者同士の会話の中にあると思いました。

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内分泌・代謝内科
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