ふれあい看護体験

令和元年(2019年)8月3日　ふれあい看護体験

令和元年(2019年)8月3日に高校生（1年生から3年生）を対象に看護体験を実施しました。

当院の看護体験では手術室見学も実施しているため、2時間あまりで募集人数（18人うち2人男性）に達したため、今年度も満員御礼で開催できました。

午前中は各グループに分かれて、血糖測定、血圧測定、心電図体験、手術室見学を行いました。血糖測定では、初めて自分の指に針を刺す事に不安そうな表情が見られましたが、実際やってみて「不安でいっぱいでしたが、ほんの一瞬だけチクッって感じだったので痛くなくてほっとしました。」と感想も聞かれました。

血圧測定では、手動の血圧計を使用し体験してもらったことで、「血圧測定の時、圧力を下げていくのが難しかった。良い経験となりました。」と自動血圧計を見慣れている方が多かったので良い経験となりました。

手術室の見学では、腹腔鏡の体験、滅菌ガウン装着の体験などを行いました。参加者の声として「腹腔鏡を使った事が楽しかったけど、実際には命を預かっていると思うと緊張しました。」「オペ着を着るのに憧れていたのでうれしかった。」など聞かれました。中でも実際に手作り模型を使用して腹腔鏡下の手術の体験は好評でした。

午後は各病棟に行き、直接入院患者さんとふれあいました。足浴・手浴などの清潔ケアを行い、患者さんとお話をしました。実際ケアを行い「患者さんが有り難うございますと言ってくださり、喜んでもらえてとても嬉しかったです。」と患者さんとのふれあいと通して、看護のやり甲斐を感じているようでした。

最後に茶話会を設け、今日の体験を看護師と語り合いました。「この看護体験を通してこれからの自分に自信が持てた気がします。」、「現場の様子が少し分かって楽しかった。看護師として働きたいという思いが強まりました。」「普段、体験出来ないことをたくさん出来て、新鮮でした。」などの感想がありました。

皆さん、まずは看護学校、看護大学受験を乗り越え、看護師となって活躍出来る事を楽しみにしています。